初めまして
「ダイキ」と申します。
セックス薬剤師もっくんの後輩です。
2019年8月10日。
所謂、お盆初日。連絡がありました。
そう、最近セックス薬剤師として
活躍中のもっくんから。
「おつかれさま!
8月17日空いてる?」
「え、あーいや
ちょっと未定なんですが」
かわし文句を言いながら
軽くスルーするという
定番のパターンを
展開しようとしていました。
そのパターンは
8割”行きたくない”
のサイン。
の認識だったのですが、
やはり、ゴリゴリのセックス薬剤師には
通用しません。
「5回点滅」が愛してるのサインなら、
「未定です」「行けたら行く」は
行かないのサイン。
そんな認識が通用すると思ってたら
通用しませんでした。
「じゃあ、
空けといてもらっていい?」
なんて図々しいやつや。
まだ、行けるって言ってないがな。
とは、関係上なかなか言えず。
その日の予定を一応スケジュールに入れて
「わかりました」
と、しぶしぶ答える僕。
まーなんかコンパとかBBQとか
そういうイベントでしょう。
と予定だけ空けていました。
前日
「明日9時に●●駅に
集合でお願いします!」
とラインが来た時には身の毛もよだつ、
ゾクッと
する感覚がありました。
(いやてか早ない?)
(何するねん…)
とは言えないので
「わかりました。」
というメッセージだけ残し、
当日。
念のため8時半から近くの
カフェでモーニングを食べておりました。
(昨日可愛い子と飲み会やったのに
早めに帰ってんぞボケと思いながら
チョココロネを頬張りました。)
「すみません、
改札まで来てもらっていい?」
「その時写真を
お願いしたい!」
(なるほど、そういうことか。
正直めんどくさい)
※前日にカメラを持ってきてほしいと
言われていた。
私自身、カメラが好きなので、
撮影は好きだが・・・。
半分以上残った甘いアイスソイラテ
を苦い表情で「返却口」に戻し
改札に向かったのであった。
「ちょ」 「え!?」
思わず笑っていいのか
突っ込んでいいのか
どうしたらいいのかわからない僕に
もっくんは微笑んだ。
「おつかれ!
朝早くから、ありがとう」
僕を待っていたのはどや顔で
笑う彼の姿であった。
混乱中の私をよそに
彼は説明を加えたのであった。
「実はさ、
俺、叔父になったんよね」
「今から、
可愛い姪を見に行こうと思って。」
「え、あ。そうなんですね」
(しらんがな)
「それでその姿をさ、
色々撮ってもらおうと思って
呼んだんよ!」
「あーなるほど」
(しらんがな)
「てか、その服なんですか」
「あ、これいいでしょ。
この前作ったTシャツ」
「ほしい?」
「あー!ほしいです!」
(即パジャマ行きだな。)
そしてこの炎天下、
東京で今季最高気温と騒がれる日の
大イベントが始まったのであった。
「姪と会うまでの感じをさ、
上手い事撮ってくれない?」
「なるほど。
とにかく一回お茶でも
しませんか?」
※補足しておこう。
彼もっくんとは長い付き合いだが、
ここまで
パンチが効いた人間
だったとは
僕は初めて知ったのだ。
最近むしろ飲みに行くときは
オシャレになったなと思っていたのだが
彼は色々試行錯誤している途中
なのであろう。
カフェにて
「よしっ行こうか」
「ちょっと待って!
物件見たい!」
(こいつ物件のガラスを
鏡代わりにして
Tシャツの着こなし気にしてる。)
(ださい、ださすぎる・・・)
「あ、ごめんごめん、
いい物件ないわ」
「あ、はい。
まーネットで探せば
いいですね。」
(鏡の件はスルー)
「ここも良いじゃん!
撮って。」
(しぶしぶ、頷く)
「ありがとー」
「・・・・」
(暑苦しっ)
「あ、ここいいね!」
(ノッてきてるなこの人)
「白衣着ていい?」
「あ、はい」
「後ろも撮って」
「・・・・」
(なんでこっちだけモード系やねん)
「あそこでもお願いしていい?」
彼は横断歩道へと走り出した。
「ちょっと休んでいい?」
少し疲れ気味の僕に
気を遣ってくれたのであろう。
ありがとうもっくん。
「じゃあ
その辺の公園で
お茶でも飲みましょ。」
「じゃあ、ちょい休憩ね」
「どうしました?」
「いや、姪に会った時に
どんなリアクションしようかと思って」
(俺がカメラ向けてなかったら
ただの不審者やん)
「練習風景も撮ってくれない?」
「わかりました」
(練習いらんやろ、それ)
「もっくん、姪っ子って何歳?」
「生まれて1週間くらい」
「生まれてすぐじゃないですか、
まだ、赤ちゃん
目まだ見えてないですよ」
「・・・・・・・・・・・」
「もうさ撮り高あるから、
もっとカッコつけましょうよ 」
「え、今まで
そのつもりだったんだけど。」
「えっ」
「じゃあここからは、
モデルになったつもりで」
「おっけ~!」
「ダイキ、
今日は本当にありがとう!」
「どうだった?写真」
「や、ダサかった」
「え?」
「本当にダサかった。
てか姪関係なくないですか?」
「気分転換に
ちょっと運動してくる」
「ただの変な服着た
おっさんやん」
「え?」
「てかさ、俺、
もっくんの実家も行けるわけないし」
「どうしたらいいんですか」
「ちょっと待っといて!」
「一枚だけ写真撮ってほしい」
たったった
そして彼は去って行った。
なんてアホなことを
くそ暑い今日に頼んできたんだろう
と思う気持ちの反面
良い写真を色んな意味で撮ってあげたな
と満足感に浸っていた、その時
「ダイキおっけー!
写真一枚よろしく」
パシャッ
彼は腕の中にある小さな命を見て、
泣いていた。
そして、こう言っていた。
「命とは何て尊いのだろうか」
「命を尊重するにはセックスが大切だ」
「そのためにも、私はセックス薬剤師として
頑張っていく」と。
そして僕は思った。
もっくんが今日誘ってくれなければ、
命の尊さを再確認することはできなかった。
すべては偶然ではなく
妖精のおかげだったのではないかと。
おわり
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