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早漏出張

早漏出張vol.7「愛媛のアボカドとナナ」

投稿日:

登場人物

:日高十郎

:ナナ

:ナナの母

:栗林遼太

本編

私の名前は日高十郎。

金と女は全て手に入れてきた。

しかし、私は童貞だ。

早漏のため、
ゴムをつけた瞬間イってしまう。

そう、つまり
ゴムとセックスしているだけなのだ。

 

直に9月になろうかというその日……
私はスーパーで買い物をしていた。

「へぇ、
アボカドに日本産があるのか」

愛媛産とパッケージに表記された
そのアボカドは、
値段こそメキシコ産より高い。

しかし、まさか
日本でアボカドが採れるとは思わないのか、
手にしていく買い物客は少なくなかった。

試食も振舞われており、
食べてみると独特の青臭さが少なく、
日本人好みの味だ。

旅行のきっかけはこうして、
何時だって突然訪れる。

こうして私は東京のうだるような暑さに
懲り懲りしていたのもあり、
休暇を利用して
愛媛県へと向かったのだった。

午前中いっぱい仕事をしていたため、
午後6時を過ぎて到着したのだが、

(暑い、でも、
ちゃんと風が吹けば涼しいな……)

と、感じられた。

東京だと照り返しがきついのか、
風があるかどうかなどお構いなく、
夕方だろうと暑さが襲い掛かってくる。

「……先に夕食にするか」

どこか食事が出来るお店を
探そうとしていた、その時だった。

「離せよバカ!
そーいうもんじゃねーっつーの!!」

「は!? 待ってたんだろ!?」

「そーいーう奴は
待ってねぇの!! 
日本語読めねーのか!」

駅裏の薄暗い地下駐車場付近で、
男女がけんかをしていた。

それだけなら
『痴情のもつれ』程度で済みそうだ。

だが問題なのは男性の方が、
少女と言っても良いくらい
若い女性の腕をつかみ、
無理やり地下駐車場の中へ
引きずり込もうとしていることだ。

さらに少女が抵抗した瞬間、
腕を振りかぶって
殴るような仕草を見せつけている!

(……なんてことを!)

私は思わずその場へ駆け寄り、
男性の肩に手をかけていた。

「ちょっと、
何をしているんですか」

「えっ、いや、それは……」

素早く周りを見回す視線に、
私はさらに問い詰める。

「喧嘩ならもっと他に
やりようがあるでしょう。

何か彼女に用があるのでしょうか?」

気圧されたのか、
男は後ずさるとそのまま、
勢いよくその場を立ち去っていった。

正当な理由が……たとえば
彼女が借金をしているとかなら、
もっと食い下がるだろうから、
何か別の目的だったのだろう。

思えば危険なことをしたと、
私はため息をつく。

「わー! 
お兄さん、ありがとう!」

途端、嬉しそうな声と共に、
少女が背中に勢いよく抱き着いてきた。

若々しい張りのある双丘が
腰に押し付けられる感覚と共に、
甘い香りが鼻腔をくすぐる。

「大丈夫かい?」

抱き着いてきた彼女を
振り返って尋ねれば、
大きな目をぱちぱちっと
瞬きしながら笑顔で頷いてくる。

「もっちろん! 
でもお兄さんが
助けてくれなかったら、
あのまま一緒にどこか
行くことになってたかも」

そう言った少女のお腹が、
漫画のように派手に
『ぐーっ』と鳴った。

私は思わず、

「今、夕食を食べられるお店を
探しているんだけど、
いいお店はあるかい?」

と、尋ねる。

顔を赤らめながらも、
彼女はすぐに答えてくれた。

「なら、あそこのお店!
あの喫茶店、すごく美味しいんだ!」

彼女が指をさした方向を見ると、
駅近くの繁華街の中にある
こじんまりとした喫茶店が見えた。

周りが飲み屋ばかりなので珍しく思えるが、
思えば飲み帰りに
甘いものが食べたくなる時もあるし、
朝ならモーニングを振舞えるし、
悪くない組み合わせなのかもしれない。

そして私は、ナナピーという
なかなかアバンギャルドな名をした少女と、
一緒に夕食を取ることになったのである。

偽名なのは明白だが、
地毛と思しき色素の薄い髪と
小麦色に焼けた肌に、
良く似合う名前だと思った。

喫茶店の四人掛けのソファ席にかけ、
注文した食事を待つ間に、
ナナピー……いや、
ナナが何故あの男から
暴力を振るわれかけているかを
聞くことにした。

「神待ち中だったんだけどねー、
なんか勘違いした人に
近寄られちゃったんだぁ」

アボカドが乗せられたオムライスを
頬張る彼女は、服装が大人っぽい
セットアップなのもあってか、
少なくとも高校生には思えなかった。

気になることも多いが、
まずは今聞いた
『カミマチ』という単語について
聞くことにする。

「カミマチ? 町名かい?」

「え? ううん、違う違う。

神様待ちって意味でー、
家出してる子を今晩止めてくれてー、
ご飯くれる人のこと。

神様みたいでしょ?」

つまりそれは、家出をした、
ということでいいのだろうか。

しかし彼女の様子を見ると……
家出と言うには、
あまりに元気が良いような気もする。

「あたしもそーなんだけど、
でもお兄さんが助けてくれて
ご飯までおごってくれちゃったから、
後は寝るとこ探すだけになっちゃった。

ラッキー」

「寝るところって?」

ナナが不思議そうな顔をして、私に言う。

「え? お兄さんも
そう言う目的じゃなかったの?」

「いや……
困っていそうだったから、
それだけなんだ」

「……お兄さんすっごいね?!
少女漫画のヒーローみたいじゃん!」

それからナナは
すっかり私に気を許したらしく、
どうやって神待ちをしているか
教えてくれた。

なんでも専用の掲示板サイトがあり、そこに
『●月×日 どこどこで待っています』
というような内容を書き込むのだそうだ。

食事と寝るところの引き換えに
セックスを許容する子もいれば、
一緒に過ごすことを見返りとする子もいる。

それを繰り返すことで
遠方まで行く子もいれば、
生計を立ててしまっている子もいるという。

「あたしは……
単に家出だけど、ね」

「単に?」

「んと、中にはさ。その。

家族から暴力受けて逃げてるとか、
そう言う事情の子もいるの」

「そうか……遠くへ逃げるための、
立派な手段なんだな」

私の言葉に、
ナナは少しだけ哀し気に微笑む。

「うん。

同じ掲示板使ってる子の中にはね、
そうして仲良くなった男の人に支えてもらって、
親のとこから逃げ出せた子もいるの。

全部が全部、
いい人だってことじゃないよ。
中にはAV撮られた子もいるしさぁ」

その手の中で、
カラン、と音を立てて
グラスの氷が崩れた。

込み入った話題だが、周囲にいるのが
静かに時間を過ごしたい大人ばかり
のせいか、こちらを気にする様子はない。

店員も不用意に立ち歩くことはなく、
こちらが必要とした時だけに
対応する様が見て取れた。

話が一区切りついたところで、私は尋ねる。

「そういえば……
つまるところ、
今晩の寝床は当てはないのかい?」

「え? うん、そうだよ。

でもお兄さん、旅行でしょ? 
ホテル予約してんじゃない?」

「あ、すまない。
お兄さんじゃなくて、
日高という。日高十郎だ」

「あははは、律儀だね。
じゃあ日高お兄さん! 
大丈夫なの?」

心配しているのか、
ナナがこちらを覗き込みながら聞いてきた。

「ああ、今日は最新式の
カプセルホテルを試すつもりでいたんだ。
だからどこも予約していないし、
君と過ごすのに何の支障もないよ」

きょとん、とした顔をする彼女に、

「未成年、
と言うわけじゃないんだろう?」

 と、尋ねる。

「……あー、バレてる?」

「年齢は分からなかったが、
慣れてる気がしてな」

「うん。今年で20歳なの」

「なら……ビジネスホテルの方が、
二人で泊まっても安いし、
アメニティも豊富だし、お風呂もある。
いいことづくめだ」

事前に、当日でも
泊まれるホテルは数件調べてある。 

ナナはしばらく迷っていたようだが、
やがて「お世話になります」と
頭を下げてきた。

それから目をつけていたホテルへ
電話をかけると、
ツインの部屋の空きが見つかった。

「20歳にもなって家出なんて、
呆れられるかと思った」

私は風呂上りに
ベッドに腰かけたまま向かい合い、
ナナの身の上話の続きを聞いていた。

「私ね、
イラストレーターになりたかったんだ」

ナナの実家は、
三代続く八百屋だそうだ。

しかし郊外の開発が進み、
八百屋の売れ行きは芳しくない。

そんな中で、ナナが
『イラストレーターになりたい!』
という夢を語っても、
頭ごなしに否定されたのだろう。

「結局、実家に就職して、
でも同級生は自分が勤めたいところに
勤めてたり、大学へ行って勉強したり……
どうしてもやるせなくなっちゃって」

それまでのナナは、
模範的な『優等生』で通していた。

「でもそれで、
もうダメだってなっちゃって。

そんな時に掲示板見つけて、
書き込んだらすぐにご飯と
寝るとこくれる人見つかって、
そこで一晩過ごしたの。

そしたらすっごく気持ちが
すっきりしてさぁ……
もともと、給料なんて
ないようなもんだったから、
それからはずっと掲示板だよりで転々と」

「……ひょっとして、
かなり長期間家出してるのか?」

「今日で三週間目」

かなり問題だと思うが、
警察にすぐさま連絡するべきか悩んだ。

今、自分はナナから
『味方』だと思われて『信頼』されている。

そんな状況で警察に連絡したら……
彼女が再び人を信頼するのに、
長い時間がかかるだろう。

「帰りたい?」

「……わかんない。
本当は、帰れって、
言われたいのかもしれない。

でも、
そうじゃないのかもしれない」

「……そうか」

「ありがと、おにーさん。
えへへ、なんか、嬉しくなっちゃった」

ナナが私の隣に座ってきて、
ベッドのスプリングを使い、
弾むようにしなだれかかってくる。

「ね、おにーさん」

誘う色をした声に、
背筋がぞくっとした。

子供っぽかったナナの顔が、
大人の女へと切り替わったのが
見ていて分かったからだ。

「……シよ?」

耳元で囁かれ、
そのまま耳朶を軽く噛まれる。

家出をしてから3週間の間に、
彼女に何があったのか私は知らない。

でも実家に帰ろうと思えないほどに、
実家にいることが辛かったのだろう、
とは、想像できた。

「ナナ」

耳元で激しく囁いて、
その耳から首筋を
手の甲と指の背でくすぐるように撫でた。

彼女の喉がのけぞって、
こくん、と
吐息を飲むのが聞こえてくる。

「あたしね、ほんとは、
わかってるの」

「ナナ」

「あたし、ずっと、
おかーさんたちの言う通り、っ、
生きてたかっら、
なかに、なんにもないって」

柔らかく胸をたゆませ、ナナは笑った。

笑っていた。

「だから、頑張ったんだな」

 くしゃりとナナの顔が、歪んだ。

「おとーさんも、おかーさんも、
だーれもっ。

んっ、ふあ。
私のこと、なんて、認めないのっ……」

ナナの首筋に顔をうずめると、
彼女の頬をほろりと涙が伝って、
私のこめかみに落ちてくるのが分かった。

「日高おにーさん。ありがとね」

あまりに彼女が、
祈るような声で言うものだから。

「挿れるよ」

「うん、来て」

そう言って股を開く彼女の密壺を前に、
いきり立った私のペニスは
ゴムにくるまれる。

「うっ……」

そしてあっけなく、射精した。

けれど……私はこの時ばかりは、
もはや恒例となった
ゴムの中への射精に感謝したのだった。

「おにー、さん?」

「大丈夫だ。ほら」

「えっ、指? 
あっ、ダメ、おにーさん、
そこっ、やっ、やだぁ」

誤魔化すようにナナの膣に指を深く埋めて、
彼女が感じるところを
じっくりと押し上げたり、
くるくると撫でるように愛撫をする。

1時間近く、そうしていただろうか。

最後にはヘロヘロになって、
声さえ出せないほどぐったりとした
ナナが居た。

(超絶早漏のことは、
これで誤魔化せただろう……)

それから私は湯船にお湯を溜めて、
長い愛撫にぼんやりと
天井を見上げるだけになっていた
ナナを連れていった。

「わー! ジャグジーだ!」

凄い凄いと大はしゃぎするナナと
一緒に湯船に浸かりながら、
私はふと思いついた。

「……私が実家まで、
一緒に行くのはどうかな」

「日高お兄さんが!?」

「うん。そうだなぁ……」

それから私とナナは、
まるで漫画のような、
二人きりの秘密のあらすじを
作ることになった。

まず私は、スーパーで売っていた
アボカドをきっかけに愛媛に来た、
ちょっと変わり者の旅行者。

出会ったのは『昨日の夜』ではなく、
ナナと実家へ向かう日の
『朝』ということにした。

ナナが男性に無理に迫られて
困っているところを私が助け、
ナナは私に

「お礼をしたいから
一緒にご飯を食べないか」

と誘ってしまう。

そうこうしているうちに、
ナナの実家が私が目的地とする
松山城に近いことが分かり、
ナナは案内役を買ってでた。

しかし、ナナは私に
家出をしていることを話せないまま、
実家が経営する八百屋の前に
来てしまうのだ。

半分嘘で半分本当の筋書きにして、
ナナは実家へ帰った。

もちろん、
店先に突然現れたナナ……いいや。

"奈々"に、
ご家族には大いに驚かれたし、
問い詰められもした。

「奈々さんには
大変にお世話になりました! 

いやぁ、慣れない土地で
迷子になりそうでしたからね」

家族の剣呑な雰囲気など気にもせず、
のほほんとした雰囲気のままでいる私に、
奈々は影でニヤリと笑ってみせた。

いろいろと誤解が解けた後、
居間でお茶を頂いている折に、
母親が奈々に尋ねた。

「でも、お前。
どうして帰ってくる気になったの? 
お願いされたとはいえ、
あんなに嫌だって言ってたのに……」

「だって、八百屋さんで
アボカド食べて愛媛来るなんて、
絶対お母さんとお父さんに会ったら、
喜ぶと思ってさ」

そう言って笑った彼女に、
ご家族なりに
思うところもあったに違いない。

 

今は、奈々は
イラストレーターとなるために、
専門学校で懸命に学んでいる。

家族からも
少しずつ理解されるようになったらしいが、
もちろんまた酷いことを言われたら
「いっそ東京までおいで」と言ってある。

しかし、今のところ、
そんな心配はないようだ。

後日、私の元に届いた
絵葉書いっぱいに描かれたアボカド。

それは、奈々が
実家の八百屋で見つけたものだろう。

夢に邁進しているはずの彼女を想いながら、
私はその絵ハガキをそっと、
卓上カレンダーにそえたのだった。

私の名前は日高十郎。

金と女は全て手に入れてきた。

しかし、私は童貞だ。

早漏のため、
ゴムをつけた瞬間イってしまう。

そう、つまり
ゴムとセックスしているだけなのだ。

おわり

過去の早漏出張はこちら!

早漏出張vol.1
「浜名湖のうなぎと梓川香苗」

早漏出張vol.2
「耶馬渓のすっぽんと木下林檎」

早漏出張vol.3
「青森のにんにくとマキとマコ」

早漏出張vol.4
「呉の牡蠣とエリス」

早漏出張vol.5
「熊本の馬肉と宮下佐紀」

早漏出張vol.6
「新潟の鮭と花田喜代」

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小説【早漏出張】

金、女、全てを
手に入れた社長"日高十郎"の
唯一の悩みは"早漏"。
しかし、旅行く先で、
必ず美女にSEXを求められる・・・。

十郎、絶対絶命!どうする?!

日高十郎の早漏出張

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早漏・ED・SEX・女性のことなど!
正直、めちゃめちゃ面白いです。

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平成6年生まれ。 薬局薬剤師として働いた後、webデザイナーに転職。 令和元年6月、「デリケートな薬をおしゃれにかっこよく」 をポリシーに「もりもの薬箱」を日本一おしゃれな街 南青山に開業。

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